曲亭馬琴と『八犬伝』肇輯(じょうしゅう)の世界

2024年に公開された映画『八犬伝』では、曲亭馬琴が『南総里見八犬伝』(1814-1842刊)を完結させるまでの約28年にわたる生活の様子と、自身の描く作品の虚構世界とを交錯させながら物語が進行します。江戸時代に生きた馬琴という人間の苦労が様々に描かれていましたが、馬琴はどのようにこの壮大な物語を紡ぎ出したのでしょうか。本講座では、原作の内容を追いながらその創作の工夫を紐解きます。特に、物語の発端となる肇輯に焦点を当て、読者を惹きつける構成や趣向の妙を見ていきたいと思います。
各回の内容
- 第1回(8/25):安房と里見義実
『八犬伝』の冒頭、里見義実が結城合戦から逃れ、房総へと落ち延びるまでの場面を鑑賞します。
- 第2回(9/3):里見義実と玉梓
房総に着いた義実が金碗孝吉と出会い、山下定包・玉梓を処して房総半国を治めるまでの場面を鑑賞します。
- 第3回(9/8):八房と伏姫
義実の「口の過」により、息女伏姫が飼い犬の八房と「富山」で暮らすことになるまでの場面を鑑賞します。
講師
三宅 宏幸(みやけ ひろゆき) 同志社大学文学部 准教授
博士(国文学)。1984年生、大阪府出身。2007年同志社大学文学部文化学科国文学専攻卒。同志社大学大学院文学研究科国文学専攻修了。研究分野:日本近世文学。曲亭馬琴を中心に近世小説の生成や受容の研究。2020年第16回日本近世文学会賞受賞、2023年第16回日本古典文学学術賞受賞。著書『馬琴研究―読本の生成と周縁―』(汲古書院、2022年)、論文「『俊寛僧都嶋物語』試論―引用・考証・附会―」(『国語と国文学』100-11、2023年)、「曲亭馬琴と『将軍家譜』」(『いくさと物語の中世 第二集』汲古書院、2025年)など。
開催概要
| 日時/各回のテーマ | 第1回 8月25日(火) 安房と里見義実 第2回 9月3日(木) 里見義実と玉梓 第3回 9月8日(火) 八房と伏姫 13:30~15:00 |
|---|---|
| 会場 |
同志社大学東京サテライト・キャンパス ※「東京」駅八重洲南口から徒歩6分 、地下鉄 東京メトロ銀座線「京橋」駅 6番出口から徒歩1分。みずほ銀行脇の入口からお入りください。 Map |
| 受講料 |
1回 3,000円 (3回 9,000円) ※1回からご受講いただけます |
| お支払い | ・初回の受付でお支払いください(現金およびクレジットカードをご利用いただけます)。 ・いったん納入された受講料は返還いたしませんのでご注意ください。 |
| 定員 | 52名 |
| お申込み締切り |
8月17日(月) 17:00 ※この日満席でなければ、引き続きお申込みを受付けます。 |
| 抽選(満席となった場合) | 上記締切日までに定員以上のお申込みがあった場合は、抽選にて受講者を決定いたします。 |
| 受講確定 (抽選結果のお知らせ) |
受講確定(抽選の場合あり)のお知らせは、お申し込み時にいただいた連絡先メールアドレスあてに通知を予定しています。8月20日(木)までにメールが届かない場合は東京サテライト・キャンパスまでお問合せください。なお、欠員待ちは行っておりません。また、受講票の発送はございません。 |
| 受講に関するご案内 |
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| お問合せ先 |
同志社大学東京サテライト・キャンパス(平日 9:00~17:00) TEL:03-6228-7260 E-mail:ji-toky1@mail.doshisha.ac.jp お申込み手続きや受講に際してのご要望(座席指定や車いす誘導など)がございましたら、お問合せください(場合によってはご希望に沿えないこともありますので、予めご了承ください)。 |